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昨晩のNYダウは6日続伸した。前日比238ドル56セント高の4万6758ドル28セントで終え、4日連続で最高値を更新した。6日続伸は9連騰した4月下旬〜5月上旬以来、約5カ月ぶりだった。

米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げ観測や米株式相場の先高観が意識された。主力株の上昇に出遅れていたディフェンシブ株などが買われ、割高感のあるハイテク株が下げる循環物色の動きがみられた。

10月半ばから本格化する決算発表シーズンでは景気が減速するなかでもハイテク企業を中心に堅調な業績が予想されている。

一方、10月からの新会計年度の予算が成立していないことで1日から政府機関が一部閉鎖している。医療保険関連の項目を巡って与野党の対立が続いており、米連邦議会上院は3日もつなぎ予算案を否決した。
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ナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反落した。前日比63.545ポイント安の2万2780.506(速報値)で終えた。データ分析プラットフォームのパランティア・テクノロジーズが7%あまり下げた。米陸軍向けに提供するサービスでセキュリティー上の脆弱性が問題視されているとロイター通信が報じた。