
昨晩のドル円は、前日比1円05銭円高・ドル安の1ドル=153円00〜10銭で終えた。同日発表の民間の米労働市場調査が雇用の減速を示唆し、米景気の先行き不透明感から円買いが入った。
チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが6日発表した調査では、米企業や政府機関が計画する10月の人員削減数が15万3074人と前年同月から2.75倍に増えた。10月としては2003年以来の高水準。人工知能(AI)の普及に加え、消費者や企業の支出軟化、物価の上昇が背景。調査会社レベリオ・ラブズが同日発表した10月の非農業部門の雇用者数は前月比9100人減と、5カ月ぶりにマイナスとなった。
前日発表の10月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数(政府部門除く)が市場予想を上回っていた後で、米労働市場の減速感が改めて意識された。

ユーロは対ドルで続伸し、前日比0.0055ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1540〜50ドルで終えた。米長期金利低下を受け、対ユーロでもドル売りが広がった。