
昨晩のドル円は、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=155円30〜40銭で終えた。
日銀が次回の金融政策決定会合で利上げする公算が大きいとの報道を受けて東京市場で154円台を付けたものの、欧米市場では米長期金利上昇が円売り・ドル買いを促した。足元でやや円高・ドル安が進んでいたため、持ち高調整や利益確定の円売りもみられた。
12月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ)速報値が市場予想以上に改善したことなどから同日の米長期金利は一時、前日比0.04%高い(債券価格は安い)4.14%に上昇した。
一方、9月の米個人消費支出(PCE)物価指数はエネルギー・食品を除くコア指数が前年同月比2.8%上昇と、市場予想(2.9%)を下回った。ミシガン大学が12月の消費者態度指数とあわせて公表した予想インフレ率は1年先と長期がともに低下した。
インフレが加速しておらず、米追加利下げに動きやすくなるとの見がドルの上値を抑えた。

ユーロは対ドルで横ばいとなり、1ユーロ=1.1640〜50ドルで終えた。米利下げ観測からユーロが買われる場面があった。前日に約1カ月半ぶりのユーロ高・ドル安水準を付けた後で利益確定売りも出て、方向感に欠けた。