PCE&CPI
米商務省が5日発表した9月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比2.8%上昇し、前月の2.7%上昇から小幅加速した。これは2024年4月以来の大幅な上昇率となる。

前月比は0.3%上昇だった。前年比、前月比ともに市場予想と一致した。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前年比2.8%上昇、前月比0.2%上昇。8月は前年比2.9%上昇、前月比0.2%上昇だった。

個人消費支出は前月比0.3%増にとどまり、労働市場の低迷と生活費の上昇によって需要が抑制され、経済が第3・四半期末に失速した可能性を示唆した。8月の0.5%増から伸びが鈍化した。

消費支出の増加は、特にガソリンをはじめとするエネルギー製品の価格上昇を反映している。自動車、娯楽用品、車両、その他耐久財への支出は減少した。衣料品と履物も減少。財貨(モノ)の消費全体は横ばいだった。

サービス支出は住宅と公共料金がけん引し、0.4%増加した。医療、金融サービス、保険に加え、ホテルやモーテルの客室、航空券などの交通サービスへの支出も増加した。