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昨晩のNY原油(3月限)は、米イラン核協議後も、両国の関係の先行きを巡る警戒感がくすぶり、反発した。前日比0.26ドル高の1バレル63.55ドルで終えた。米株式相場が大幅に上昇したことも、原油先物の買いにつながった。

米国とイランは6日、オマーンで核問題を巡って間接協議を開いた。イランのアラグチ外相は約8カ月ぶりの協議は「良いスタートを切った」とイランの国営メディアに語り、米国と協議を継続することで一致したとの認識を示したと伝わった。
一方、米紙ニューヨーク・タイムズは6日、イランは昨年の空爆で損傷した複数の弾道ミサイル施設を急いで修復してきたようだと報じた。ただ市場では、同協議では軍事行動の可能性を回避するほど十分な進展はなかったとの懸念を示す見方も浮上し、相場は徐々に買い戻された。

一方、カザフスタン最大のテンギス油田では前月に発生した火災からの復旧が遅れる中、ロイター通信は、4人の貿易筋の話として、カザフの石油輸出量は、ロシア経由の主要ルートにおいて、2月は最大35%減となる可能性があると報じた。

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが6日公表した同日までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数は前週比1基増の412基となった。一方、天然ガスは前週比5基増の130基と、昨年11月以来の高水準となった。