
昨晩のドル円は、前日比30銭円安・ドル高の1ドル=157円80〜90銭でを終えた。米国・イスラエルとイランの衝突が長期化するとの観測で原油先物相場が上昇した。エネルギーの輸入依存度が高い日本の経済に打撃になるとの見方から、円売りが出た。
トランプ米大統領は6日、自身のSNSに「イランとの合意は無条件降伏以外はありえない」と投稿した。イランメディアによると、同国軍事組織が5日、ペルシャ湾北部で米国の石油タンカーをミサイル攻撃したと伝わった。同日にはイランのアラグチ外相が「停戦を求めていない」と述べたと報じられていた。事態の収束が見通せず、米・イスラエルとイラン間の戦闘が長期化するとの思惑が広がった。
一方、2月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比9万2000人減と、市場予想(5万人増)に反してマイナスとなった。失業率は4.4%と、前月から横ばいを見込んでいた市場予想(4.3%)を上回った。米労働市場の減速感が改めて意識された場面では、ドル売りの動きも見られた。

ユーロは対ドルで小幅に反発し、前日比0.0015ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1615〜25ドルで終えた。低調な米雇用統計を受けてユーロ買い・ドル売りが優勢となった。