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昨晩のNY金(6月限)は、米国とイランの戦闘終結に向けた再協議が注目される中、続落した。前日比15.30ドル安の1トロイオンス=4808.30ドルで終えた。

米国とイランの戦闘終結に向けた2回目協議を巡り、レビット米大統領報道官は15日の記者会見で、パキスタンの首都イスラマバードが開催地となる見通しと述べ、調整が進展していると強調。

トランプ米大統領は16日午前、イスラエルとレバノン両国首脳が会談し、「正式に10日間の停戦に入ることで合意した」とSNSに投稿した。中東和平交渉の進展期待から原油高騰を受けたインフレ高進への過度の不安が和らぐ中、朝方、堅調に推移したものの、週間新規失業保険申請件数が2週ぶりに改善し、フィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を大幅に上回るなど、景気の底堅さが示唆され、米利下げが遠のくとの見方が浮上。米長期金利上昇やドル高・ユーロ安基調も加わり、金の上値は抑えられ、4800ドルを割り込む場面もあった。

ただ、安値圏では押し目買いが入り、価格帯別出来高の厚い4700ドル〜4800ドル水準では下値が支えられた。週末にも開催が期待されている米国とイランによる和平交渉の行方を見極めようと、積極的な売買は見送られた。