
昨晩のNY金(6月限)は、米国とイランによる停戦協議の先行きが注視される中、前日の相場が2%超安となった反動もあり、押し目買いなどに支えられ反発した。前日比33.40ドル高の1オンス=4753.00ドルで終えた。
トランプ米大統領は21日、イランとの停戦を延長するとSNSで表明した。イラン指導部が「統一した提案」をするまで、再攻撃を控えるようパキスタン軍のトップ、ムニール参謀長らに要請されたと説明。新たな期限は明示せず、「イランとの協議の結論が出るまで」停戦を続ける方針を示した。ホワイトハウス当局者は、バンス副大統領が仲介国パキスタンへの訪問を取りやめたと明らかにした。
米国とイランの停戦は延長されたものの、米国はイランの港湾への船舶の出入りを阻止する海上封鎖は維持する。一方、イランのメディアによると、精鋭軍事組織「革命防衛隊」の海軍は22日、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の通航に必要な許可を得ていなかったなどとして、イスラエルに関係する船舶を含め計2隻を拿捕したと発表した。