
昨晩のNY原油(6月限)は、米国とイランの軍事衝突が激化するとの懸念が和らぐ中で売られた。前日比4.15ドル安の1バレル=102.27ドルで終えた。
米中央軍は4日、イランが巡航ミサイルとドローンで艦艇や商船を攻撃したと発表。ただ、ケイン統合参謀本部議長は5日、記者会見で「大規模戦闘を再開する水準には達していない」と指摘。ヘグセス国防長官も「停戦は終了していない」と強調した。アラブ首長国連邦(UAE)国防省が5日、イランが同国に対して2日連続で攻撃したと明らかにするなど、イラン情勢は引き続き緊迫しているものの、米国とイランの停戦が維持されている兆候を踏まえ、原油は売りが先行した。
また、デンマーク海運大手海運大手マースクは4日、子会社が運航する米国船籍「アライアンス・フェアファックス」が米軍の護衛のもとホルムズ海峡を無事に通過したと発表。米中央軍は4日、米国船籍の商船2隻がホルムズ海峡の通過に成功したとX(旧ツイッター)に投稿。ホルムズ海峡の限定的な航行が確認されたことで、過度の供給不安が和らいだ。