
昨晩のNY原油(6月限)は、中東での戦闘終結への楽観的な見方が強まり、大幅続落した。前日比7.19ドル安の1バレル=95.08ドルで終えた。
トランプ米大統領は6日、SNSで、対イラン軍事作戦を巡り、イランが合意すれば終了すると述べた。原油輸送の要衝ホルムズ海峡がイランを含む全ての国に開放されることになるとも明かした。これに先立ち、米ニュースサイト「アクシオス」は6日、米イランが戦闘終結への覚書で合意に近づいていると報道。イランは主要項目について「48時間以内に回答する」という。これを受け、戦闘停止に向けた交渉が進展するとの期待が台頭。
ただ、トランプ氏は先のSNSへの投稿で、イランが合意しなければ「以前よりもはるかに激しい」爆撃が始まるとも警告していた。交渉の先行きを巡っては依然として不透明感がくすぶる中、その後、買い戻され、下げ幅を縮小。また、米軍は、6日、イランの港に向けて航行しようとしていたイラン船籍の空荷のタンカーを無力化したと明らかにした。
米エネルギー情報局(EIA)週間在庫統計(1日までの1週間)によると、米原油在庫は前週比230万バレル減と、市場予想(330万バレル減)を下回る取り崩しとなった。