
昨晩のNY金(6月限)は、原油高の一服や米長期金利の低下などを背景に金の買い戻しが入り、続伸した。前日比125.80ドル高の1トロイオンス=4694.30ドルで終えた。
トランプ米大統領は5日、SNSで、イランとの戦闘停止に関し「完全かつ最終的な合意」に向けた「大きな進展」を受け、原油輸送の要衝ホルムズ海峡での航行支援を短期的に停止すると発表。さらに米ニュースサイト「アクシオス」は6日、米イランが戦闘終結への覚書で合意に近づいていると報じた。また、トランプ米大統領は6日、米公共放送PBSのインタビューで、14〜15日に予定する米中首脳会談の前にイランとの戦闘終結に合意する可能性があると発言した。
一連の報を受け、米原油先物相場は一時急落、米長期金利も低下。原油価格の高止まりでインフレ圧力が強まり、米利下げペースを遅らせるとの観測も後退し、金の買い戻しが進んだ。
ADP全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数(季節調整済み)は、前月比10万9000人増と、市場予想(9万9000人増)を上回った。