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昨晩のNY原油(6月限)は、イランと米国の和平合意の先行きに不透明感が強まる中で買われ、4営業日ぶりに反発。前日比0.61ドル高の1バレル=95.42ドルで終えた。

米中央軍は7日、ホルムズ海峡からオマーン湾に通航中の駆逐艦3隻がイランによる攻撃を受け、米軍が報復したと発表。イラン側は石油タンカーなどの2隻が攻撃されたために反撃したと表明し、双方の主張に食い違いが見られた。

さらに米中央軍は8日、米軍が実施するイラン港湾の海上封鎖を突破しようとしたイランの石油タンカー2隻を同日に攻撃したと発表。アラブ首長国連邦(UAE)も8日に防空システムがイランからの弾道ミサイルと無人機の攻撃に対応しているとX(旧ツイッター)に投稿。

一連の動きを受け、イランと米国の和平合意の先行きに不透明感が改めて広がった。

ただ、戦闘終結に向けた対話は続いている。トランプ米大統領は7日に米ABCニュースのインタビューで「停戦は続いており有効だ」と述べた。ルビオ米国務長官は8日に記者団に対し、米が提案した覚書について8日中にイランから回答があるとの予想を示し、「交渉を本格化させるきっかけとなることを期待している」と話した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は「イラン側は幾つかの修正が認められれば、覚書に合意する姿勢を示している」との仲介国の見解を伝えている。