wti
昨晩のNY原油(6月限)は、米イラン和平合意への期待が後退する中、大幅続伸した。前日比4.25ドル高の1バレル=105.42ドルで終えた。

トランプ大統領は15日、習近平国家主席と北京で2日目の会談に臨んだ。今回の訪問で「素晴らしい貿易合意に達した」と述べ、イラン情勢に関しては習氏と同様の認識を抱いていると説明した。

一方、イランのアラグチ外相は15日、米国から戦闘終結に向けた協議を継続する意向を示す「メッセージを受け取った」と述べた。ロイター通信によると、同氏は「米国を信用していない」と強調し、米国が真剣な場合のみ協議に応じるとの姿勢を示した。

トランプ氏は中国が米国産原油の購入を望んでいると表明。また、イラン産原油の購入を理由に中国企業に科した制裁の解除を検討していることを示唆した。
調査会社ケプラーは14日、過去24時間で10隻の船がホルムズ海峡を通過したと発表。ここ数週間の1日当たりの通過数は5〜7隻だった。

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが15日公表した同日までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数は前週比5基増の415基と、2025年11月以来の高水準だった。一方、天然ガスは前週比1基減の128基と、4月半ば以来の低水準となった。

ライト米エネルギー長官は15日、テキサス州での業界イベントで、戦略石油備蓄(SPR)から放出された原油はすべて補充すると語った。ライト氏は「現在は放出しているが、放出した1バレルに対して最低でも1.2バレルを補充する。始まった時よりもいっぱいになる」と述べた。