
昨晩のドル円は、前週末比10銭円安・ドル高の1ドル=158円80〜90銭で終えた。原油先物の上昇や日本の財政懸念を背景に、円には売りが出た。もっとも日本政府・日銀による円買い・ドル売りの為替介入への警戒感から上値は抑えられた。
イランが仲介国のパキスタンを通じて米国に示した新たな提案について、米政府高官が「不十分な内容だ」と述べたと米ニュースサイトのアクシオスが18日報じた。イラン情勢を巡る不透明感が高まり、18日の米原油先物は上昇した。原油価格の高止まりで日本の貿易赤字が拡大するとの見方が円売り・ドル買いを促し、一時159円08銭と日銀が円買い介入を実施した4月30日以来の高値を付けた。
日本政府が2026年度補正予算の財源として赤字国債を発行する方向で検討していると報じた。国債発行を巡る思惑から18日の東京市場で日本の長期金利は一時2.800%に急上昇した。日本の財政が悪化するとの懸念が円を下押しした。

ユーロは対ドルで5営業日ぶりに反発し、前週末比0.0030ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1650〜60ドルで取引を終えた。