
昨晩のドル円は、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=160円30〜40銭で終えた。一時は160円34銭と、4月末以来の円安・ドル高水準を付けた。
5月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比17万2000人増と市場予想(8万人増)を大幅に上回った。3月分と4月分は上方修正した。5月の失業率は4月や市場予想と同じ4.3%だった。平均時給は前月比0.3%増え、市場予想に並んだ。
中東からの原油供給が滞り、物価の上昇圧力が高まるなか、米労働市場の底堅さを背景にFRBが利上げに踏み切るとの観測も浮上している。
「フェドウオッチ」によると、5日夕時点でFRBが年内に利上げする確率は8割を超え、前日の5割あまりから上昇した。
日米の中央銀行は今月にそれぞれ会合を開く。日銀は利上げを決め、FRBは据え置く公算が大きい。5月の米雇用統計を受け、新議長のもとでFRBが市場の想定以上にタカ派的に傾く可能性も。

ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0085ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1520〜30ドルで終えた。一時は1.1518ドルと4月上旬以来2カ月ぶりのユーロ安・ドル高水準を付けた。