
昨晩のNY金(8月限)は、中東情勢の緊張が緩和する中、米金利の低下を背景に、前日までの下落の反動から押し目買いが入った。前日比124.8ドル高の1トロイオンス4238.8ドルで終えた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、年内に利上げに踏み切るとの観測が根強い中、前日まで5営業日続落し、中心限月清算値ベースで6カ月半ぶりの安値を付けていた。
短期間で売られ過ぎとの見方から、割安感から安値拾いの買いが入った。
中東での戦闘が終結すれば、金属の世界的な需要も回復するとの思惑から、米イランの和平合意への期待が強気筋の追い風となった。
トランプ大統領は11日、ホワイトハウスで記者団に対し、イランとの交渉について「素晴らしい解決に至った」と主張し、今週末にも欧州で覚書に署名するとの見通しを示した。また、ロイター通信によると、イランのアラグチ外相は12日、X(旧ツイッター)の投稿で「イスラマバード覚書は、これまでにないほど実現に近づいている」と述べた。