
昨晩のNYダウは続伸し、前日比353ドル51セント高の5万1202ドル26セントで終えた。米国とイランが近く戦闘終結に向けて合意するとの期待が高まった。スペースXの上場が好調だったことも一因。
トランプ米大統領は11日、週末にもイランとの合意文書に署名する可能性があるとの考えを示した。早ければ14日にもスイスのジュネーブで覚書を交わす可能性があると伝わっている。
イランのアラグチ外相は12日午前、X(旧ツイッター)に合意について「これまでにないほど近づいている」と投稿した。パキスタンのシャリフ首相もXへの投稿で「合意文書の最終案がまとまり、今後のステップを確定させている」などと述べた。
スペースXが12日にナスダック市場に上場した。初値は公開価格(135ドル)を11%上回る150ドル。終値は公開価格比19%高の160.95ドルで、時価総額は2兆ドル台になった。
ミシガン大学米消費者態度指数(速報値)が48.9と過去最低水準だった5月(44.8)から改善し、市場予想(46.0)を上回った。米国株のファンダメンタルズ(基礎的条件)の良さが確認された。
米・イランの合意に向けた交渉が難航する可能性が意識され、ダウ平均は取引開始直後には小幅安となる場面があった。トランプ氏が12日午前に自身のSNSで、イランメディアなどが報じた合意案の条件を「我々が受け入れたものとは無関係だ」と否定し、イランの交渉担当者を「不誠実」と非難した。

ナスダック総合株価指数は続伸し、前日比79.18ポイント高の2万5888.84で終えた。シティグループが投資判断を「中立」から「買い」に引き上げたアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が買われた。インテルも高かった。