今朝放送されたブルームバーグTVのダイジェストです。
Q:NY原油相場は33ドルまで下げる場面もありましたが、どういった材料でしょうか?
菊川:昨晩発表されたOPECの月報で、前月見通しから需要が下方修正されたことで、昨年から材料視されている需要減少見通しが改めて材料視された格好。
Q:引けにかけては少し戻しているんですが、前回の安値に近づいています。このあたりはどうなのでしょうか。
菊川:12月の安値を維持できるかどうかが、テクニカル的なポイント。同水準を割り込めば一旦投げがでてくると思いますが、キープできればダブルボトムに移行するのでは、という見方もあり、来週以降は、このポイントを終値ベースでキープできるかどうかが、ひとつのポイントになってくると思います。
Q:割り込むようならOPECに、動きがあるのでしょうか
菊川:30ドルを割れ込む様な局面が出てくれば、OPECの追加減産もでてくるでしょうから、テクニカル的な投げで一旦安値をつけても、そこからの戻りはある程度速いのではないかと思います。
Q:東京市場の動きはどう見ていられますか?
菊川:寄付きは400円〜500円安で始まるのではと思います。ザラバ中から引けにかけては安値は買戻されてくる、週末要因もあわせて買戻されてくると見ています。
Q:金相場の要因はどんなところなのでしょうか?
菊川:今週、ECBに向けてユーロが修整局面を迎えましたので、ユーロとの相関の高い金もあわせて売られた格好。
Q:最近、動きが鈍いようですが、今後はどうなのでしょうか?
菊川:昨年の秋の安値からの中期の上昇チャネルは継続しており、金ETFは過去最高水準であり、実需の動きは安値では確りした買い姿勢を見せていますので、突っ込んだ安値は買われてくると思います。
Q:800ドルぐらいをみていらっしゃいんますか?
菊川:サポートは、800ドルの心理的節目〜780ドル、上値は心理的節目850ドルが抵抗。
Q:東京市場はどうでしょうか。
菊川:NYベースでは下がったが、昨日の東京市場の終了時と比較すると上昇しており、国内は30円〜40円前後のプラスサイドで始まってくるのではないか思います。
Q:穀物相場はまちまちですが、それぞれ材料があるのでしょうか
菊川:今週発表された農務省の需給報告は、どちらも弱気の内容であったが、コーンがより弱気な内容であったことが週末段階でも影響している。大豆が堅調だったのはアルゼンチンの天候懸念が、コーンよりも大豆の方が南米産の比率が高いですから影響が大きかった。
Q:見通しとしては弱含みということなんでしょうか?
菊川:コーンは、今年の作付けが始まるまでは買い難い、昨晩の輸出成約高も良い数字ではないですから、頭の重い状態ではありますが、大豆が南米の天候を材料に下値が限定的であれば、コーンも上値も重いですが、下値も(値位置が低い事もあり)限定的ではないでしょうか。

Q:NY原油相場は33ドルまで下げる場面もありましたが、どういった材料でしょうか?
菊川:昨晩発表されたOPECの月報で、前月見通しから需要が下方修正されたことで、昨年から材料視されている需要減少見通しが改めて材料視された格好。
Q:引けにかけては少し戻しているんですが、前回の安値に近づいています。このあたりはどうなのでしょうか。
菊川:12月の安値を維持できるかどうかが、テクニカル的なポイント。同水準を割り込めば一旦投げがでてくると思いますが、キープできればダブルボトムに移行するのでは、という見方もあり、来週以降は、このポイントを終値ベースでキープできるかどうかが、ひとつのポイントになってくると思います。
Q:割り込むようならOPECに、動きがあるのでしょうか
菊川:30ドルを割れ込む様な局面が出てくれば、OPECの追加減産もでてくるでしょうから、テクニカル的な投げで一旦安値をつけても、そこからの戻りはある程度速いのではないかと思います。
Q:東京市場の動きはどう見ていられますか?
菊川:寄付きは400円〜500円安で始まるのではと思います。ザラバ中から引けにかけては安値は買戻されてくる、週末要因もあわせて買戻されてくると見ています。
Q:金相場の要因はどんなところなのでしょうか?
菊川:今週、ECBに向けてユーロが修整局面を迎えましたので、ユーロとの相関の高い金もあわせて売られた格好。
Q:最近、動きが鈍いようですが、今後はどうなのでしょうか?
菊川:昨年の秋の安値からの中期の上昇チャネルは継続しており、金ETFは過去最高水準であり、実需の動きは安値では確りした買い姿勢を見せていますので、突っ込んだ安値は買われてくると思います。
Q:800ドルぐらいをみていらっしゃいんますか?
菊川:サポートは、800ドルの心理的節目〜780ドル、上値は心理的節目850ドルが抵抗。
Q:東京市場はどうでしょうか。
菊川:NYベースでは下がったが、昨日の東京市場の終了時と比較すると上昇しており、国内は30円〜40円前後のプラスサイドで始まってくるのではないか思います。
Q:穀物相場はまちまちですが、それぞれ材料があるのでしょうか
菊川:今週発表された農務省の需給報告は、どちらも弱気の内容であったが、コーンがより弱気な内容であったことが週末段階でも影響している。大豆が堅調だったのはアルゼンチンの天候懸念が、コーンよりも大豆の方が南米産の比率が高いですから影響が大きかった。
Q:見通しとしては弱含みということなんでしょうか?
菊川:コーンは、今年の作付けが始まるまでは買い難い、昨晩の輸出成約高も良い数字ではないですから、頭の重い状態ではありますが、大豆が南米の天候を材料に下値が限定的であれば、コーンも上値も重いですが、下値も(値位置が低い事もあり)限定的ではないでしょうか。

