TV・新聞等でも大きく報じられているが、オーストラリアが大干ばつ。オーストラリアの干ばつは、規模を問わなければ6年連続。首都キャンベラの水道を管理する公営企業は、水の使用制限レベルを最高の4に引き上げる準備を始めたと発表。首都地域に水を供給するダムの貯水率は31%の危機的状況で、このまま降雨がなければ7月までに適用される模様。

 数年前、オーストラリアに訪れた際に感じたのが「紫外線の強さ」。皮膚がんの発生率もオーストラリアが最も高いそうだが、現地の人はなるべく皮膚を太陽にさらさないようにしていたのが記憶に残っている。
 オゾン層が破壊が、その一因と言われているが、オゾンホールが南極の2倍以上の面積となる日もあるようで、この異常気象の流れは、簡単には止まらないと考えられる。

 穀倉地帯では、過去の干ばつで何度となく被害を被った同国農業生産高の約40%を占めるマレーダーリング盆地の状況には注意したい。

 世界的な異常気象の流れが止まらないと仮定するなら、穀物市場を考える場合、昨年から叩き売られた値位置も合わせて考慮すると、上値リスクが高いと思えるが。。。


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