
日本でもおなじみのゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシズ(GFMS)のポール・ウォーカー最高経営責任者(CEO)は9日、ケープタウンにあるインダバ鉱山で、金の鉱山生産は2008年にやや減少したが、2009年は小幅増加するとし、今年の世界経済の見通しについては、極めて悲観的だと述べ、それが金への投資需要を支えてきた、と述べた。
また、「金価格は急上昇する可能性がある」と続け、金の二次(スクラップ)供給が、2008年から続く今年の金価格の上昇を抑制する恐れがあるが、公的機関による金売却量は、2008年に大幅減少したあとで、抑制される可能性が高いとした。
価格急騰が予想されるが、長続きはしないとの見通しも明らかにした模様。
