カテゴリ: 朝だ夜明けだ

000海外市況速報
貴金属市場は、金が+13円前後、
白金が、-14円前後、
原油市場が、±0円前後、
ゴムRSS3号が、+2.0円前後、
穀物市場は、コーンが±0円前後で始まる見通し。


日経225は、反発して始まる見通し。
シカゴ日経平均先物(12月限)
 ドル建て: 50490( +180)大阪終値比
 円建て : 50410( +100)大阪終値比

9日(日)
中国消費者物価指数・生産者物価指数(10月)

10日(月)
日銀主な意見(10月29日-30日開催分)
中川日銀審議委員、イベント講演
米3年債入札(580億ドル)
ハウザー豪中銀副総裁、会議出席
ロンバルデッリ英中銀副総裁、アフリカ中銀主催会議開会挨拶
AIサミット(韓国、11日まで)
米対中合成麻薬関税10%引き下げ、中対米24%関税1年間停止

11日(火)
日本30年利付国債入札(7000億円程度)
NZ中銀インフレ予想(第4四半期)
英雇用統計・週平均賃金(9月)
ドイツZEW景況感指数(11月)
グリーン英中銀委員、UBS主催イベント出席
ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、UBS主催イベント出席
コッハー・オーストリア中銀総裁、会議「インフレと金利」出席
ベテランズデーのため米債券市場は休場
中国「独身の日」

12日(水)
米10年債入札(420億ドル)
ピル英中銀チーフエコノミスト、国際通貨研究所年次会議出席
デギンドスECB副総裁、国際銀行会議出席
シュナーベルECB理事、BNPパリバ主催イベント出席
ベッセント米財務長官、ウィリアムズNY連銀総裁、米債券市場会議出席(質疑応答なし)
ボスティック・アトランタ連銀総裁、経済動向について講演(質疑応答あり)
ポールソン・フィラデルフィア連銀総裁、フィンテックイベント出席(質疑応答なし)
ハセット国家経済会議(NEC)委員長、インタビュー応じる
ユーロ圏財務相会合
G7外相会合(カナダ、12日まで)
OPEC月報

13日(木)
日本5年利付国債入札(2兆4000億円程度)
日本国内企業物価指数(10月)
豪雇用統計(10月)
豪消費者インフレ期待(11月)
英GDP速報値(第3四半期)
ECB経済報告
米30年債入札(250億ドル)
米消費者物価指数(10月)
米新規失業保険申請件数(8日終了週)
米週間原油在庫統計
ガイNZ中銀外部委員、世界経済について講演
テュディン・スイス中銀理事、金融市場会議出席
グリーン英中銀委員、中央銀行の独立性について講演
エルダーソンECB理事、銀行監督会議出席
ビルロワドガロー仏中銀総裁、IMF研究所会議出席
ムサレム・セントルイス連銀総裁、金融政策および経済について講演(質疑応答あり)
EU財務相理事会
ノルウェー統計局、石油とガスへの投資に関する四半期調査
シティ主催中国年次会議(上海、14日まで)

14日(金)
中国新築住宅価格・中古住宅価格(10月)
中国小売売上高・鉱工業生産(10月)
米小売売上高(10月)
米生産者物価指数(10月)
レーンECBチーフエコノミスト、国際マクロ経済会議出席
ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、フィンテックイベント出席
エルダーソンECB理事、銀行監督会議出席
ボスティック・アトランタ連銀総裁、討論会出席(質疑応答あり)
シュミッド・カンザスシティ連銀総裁、金融政策および経済見通しについて講演(質疑応答あり)
米「フォーム13F」提出期限(※機関投資家が四半期ごとに米証券取引委員会(SEC)に提示する書類)
EU財務相理事会

※米政府機関閉鎖の影響で米経済統計の発表は延期になる可能性
※予定は変更することがあります

dow
昨晩のNYダウは、前日比74ドル高の4万6987ドルで終えた。米連邦政府の一部機関閉鎖の解除に向けた動きが進展するとの思惑が浮上した。週末を前に主力株の一角を買い直す動きにつながった。

米政府機関の一部閉鎖は38日目に入り、過去最長を記録しているが、午後に野党の米民主党が米政府のつなぎ予算成立に向けて歩み寄りを提案したと報じられた。オバマケアと呼ばれる公的医療保険の補助金の1年間延長以外の要求を撤回する案を提示した。

米景気の先行き不透明感も相場の重荷だった。ミシガン大学が発表した10月の米消費者態度指数(速報値)が50.3と2020年に付けた過去最低水準(50)に迫った。米政府閉鎖が消費者心理の悪化につながった。10月の米雇用統計は7日の発表が延期されたが、雇用が減り失業率が上昇していた可能性が指摘された。
nasdaq
ナスダック総合株価指数は続落した。終値は前日比49.455ポイント安の2万3004.538(速報値)だった。週間の下落率は3.03%と、トランプ米大統領が相互関税を発表した4月上旬以来の大きさだった。人工知能(AI)への過剰投資不安からテック株売りが広がっている。

英イングランド銀行(BOE、中央銀行)のベイリー総裁は6日、AIに関連して「市場でバブルが発生する可能性が高い」との見解を示した。

4日には米ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)が「(株式相場は)10〜20%下落する可能性が高い」と話したほか、米モルガン・スタンレーのCEOも同様に言及した。

国際金融協会(IIF)によるとAI関連の設備投資は25年上半期の米国の実質GDP(国内総生産)成長の9割を占める。IIFは「成長がどこから生じているのかという重要な詳細は覆い隠されている。持続的な生産性向上の始まりなのかは依然不明なままだ」と慎重な見方を崩していない。

yen200
昨晩のドル円は、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=153円40〜50銭で終えた。前日に円買い・ドル売りが急速に進んだ後で、週末を控えた持ち高調整の円売り・ドル買いが優勢となった。

7日午後に野党の米民主党が米政府のつなぎ予算成立に向けて歩み寄りを提案したと、複数米メディアが報道した。オバマケアと呼ばれる公的医療保険の補助金の1年間延長以外の要求を撤回する案を提示した。
もっとも、米政府閉鎖を巡っては不確実性がくすぶる。7日には38日目となり、過去最長を更新している。米運輸省は無給となっている空港職員の負担軽減のため、米国の40の主要空港で運航を最大1割削減すると6日発表した。米国版の生活保護制度にあたる補助的栄養支援プログラム(SNAP)も資金が枯渇した。

ミシガン大学が7日に発表した11月の消費者態度指数(速報値)は50.3と、市場予想(53.0)を下回り、10月(53.6)からも低下した。2022年6月以来の低水準となった。
EURO
ユーロは対ドルで3日続伸し、前日比0.0020ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1560〜70ドルで終えた。

nygmac
昨晩のNY金(12月限)は、反発した。前日比18.8ドル高の1トロイオンス4009.8ドルで終えた。心理的節目4000ドル回復。8月20日安値〜10月20日高値までの上昇に対する38.2%押し水準での保合いに移行しつつある状態。

米政府機関の一部閉鎖を巡る不透明感や、11月の米消費者態度指数(速報値)を受け、ドルが主要通貨に対して下落した場面で、金に買いが入った。

米ミシガン大学が7日に発表した消費者景況感指数(暫定値)が50.3と、市場予想(53.2)を下回った。

wtimac
昨晩のNY原油(12月限)は、4日ぶりに反発した。前日比0.32ドル高の1バレル59.75ドルで終えた。前日まで売りが続いた後で、持ち高調整の買いが優勢だった。

米国で来週にかけて寒い気候になるとの予報が出ていることから、石油製品の需要拡大も意識された。今冬は大寒波が予想されている。

米政府の一部閉鎖は7日に38日目となり、過去最長を更新している。米運輸省は無給となっている空港職員の負担軽減のため、米国の40の主要空港で運航を最大1割削減すると6日に発表。11月下旬の感謝祭休暇を前に、旅行需要の低下が懸念された。

ミシガン大学が7日に発表した11月の消費者態度指数(速報値)は50.3と、市場予想(53.0)を下回り、10月(53.6)からも低下した。2022年6月以来の低水準となった。消費の減速で原油需要が鈍るとの見方も重荷だった。

スイスのコモディティー(商品)商社ガンバー・グループは6日、ロシア石油大手ルクオイルの海外資産を買収する提案を撤回したと明らかにした。米財務省がガンバーをロシアの「操り人形」と表現し、取引に反対する姿勢を示唆したことを受けての対応とみられている。

中国税関総署が7日発表した統計によると、10月の同国の原油輸入は4836万トンとなり、前年同月比8.2%増加した。

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが7日公表した同日までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数は前週比横ばいの414基だった。一方、天然ガスは前週比3基増の128基で、2023年8月以来の高水準。

000海外市況速報

貴金属市場は、金が-125円前後、
白金が、-141円前後、
原油市場が、-810円前後、
ゴムRSS3号が、+2.9円前後、
穀物市場は、コーンが±0円前後で始まる見通し。


日経225は、反落して始まる見通し。
シカゴ日経平均先物(12月限)
 ドル建て: 50290( -570)大阪終値比
 円建て : 50220( -640)大阪終値比

yen200
昨晩のドル円は、前日比1円05銭円高・ドル安の1ドル=153円00〜10銭で終えた。同日発表の民間の米労働市場調査が雇用の減速を示唆し、米景気の先行き不透明感から円買いが入った。

チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが6日発表した調査では、米企業や政府機関が計画する10月の人員削減数が15万3074人と前年同月から2.75倍に増えた。10月としては2003年以来の高水準。人工知能(AI)の普及に加え、消費者や企業の支出軟化、物価の上昇が背景。調査会社レベリオ・ラブズが同日発表した10月の非農業部門の雇用者数は前月比9100人減と、5カ月ぶりにマイナスとなった。

前日発表の10月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数(政府部門除く)が市場予想を上回っていた後で、米労働市場の減速感が改めて意識された。
EURO
ユーロは対ドルで続伸し、前日比0.0055ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1540〜50ドルで終えた。米長期金利低下を受け、対ユーロでもドル売りが広がった。

dow
昨晩のNYダウは反落し、前日比398ドル70セント安の4万6912ドル30セントで終えた。

米雇用情勢の減速を示す調査会社のデータを受け、米景気の先行き不透明感が高まった。米調査会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスは6日、米企業や政府機関が計画する10月の人員削減数が15万3074人だったと発表した。前年同月の2.75倍に増えた。1〜10月累計は前年同期比65%増の109万9500人と、2020年以来の高水準となった。

調査会社レベリオ・ラブズが同日発表した10月の非農業部門の雇用者数は前月比9100人減と、5カ月ぶりにマイナスとなった。米連邦政府の一部閉鎖で政府統計の発表が見送られるなか、代替となる民間調査会社のデータは米労働市場の悪化を示している。
nasadaq
これまでの相場上昇をけん引してきた人工知能(AI)関連などハイテク株の高値警戒感も根強い。
ナスダック総合株価指数は反落した。終値は前日比445.804ポイント安の2万3053.993(速報値)で終えた。

wti
昨晩のNY原油(12月限)は、3日続落した。前日比0.17ドル安の1バレル59.43ドルで終えた。

米株式市場ではハイテク株を中心に株式の割高感への警戒が根強くなっている中、「人工知能(AI)関連銘柄を中心とした売りが再び広がったことで、米景気悪化による株高の反転が警戒されている。
チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが6日発表した調査で、米国で10月に公表された人員削減数は前年同月と比べ2.8倍ほどとなった。10月としては2003年以来の高水準。米政府機関の閉鎖が長期化していることで悪影響が現れつつある。

供給過剰懸念が根強いことが相場を引き続き圧迫した。来週12日には国際エネルギー機関(IEA)が2025年版の世界エネルギー見通しを、13日には月報を公表する予定で、供給過剰見通しがあらためて示される公算。

イスラエルがレバノン南部への空爆を再開していることは懸念要因。イスラエルとレバノンの武装組織ヒズボラの停戦合意が破綻に向かっている。イスラエルのチャンネル12によると、イスラエル軍はヒズボラとの新たな戦闘の可能性を想定している。

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